住まい手さまの家づくりストーリー「琵琶湖湖畔で自然と暮らす家」

 これから家づくりを考えるお客様に、リアルな住まい手さま体験ストーリーをお届けします。
ネット上の切り取られた家づくりの説明や評判ではなく、実体験に基づいた、言葉や評判を受け止めていただければ幸いです。

家づくりストーリー…始まりは、

 3人の子育てに追われて、家はいつかもてればいいなぐらいにしか考えていませんでしたが、3人目の子が一歳に近づいて少し手がかからなくなり、ふと心に余裕が出来たのか家のことを考え始めました。
 今の賃貸マンションはかなり手狭になってきていましたし、来年上の子が小学校に入るので、そのタイミングで引越し出来ればいいなと思いました。今までも出かける時は緑や自然がたくさんある場所でのんびり子供たちを遊ばせてきたので、そんな場所で子育てがしたい、庭のある家で自分たちが食べる野菜やハーブを無農薬で育てたいと思いました。

自然素材の家を探してみよう

 最初は、注文住宅は高いと思い込んでいたので、滋賀県の建売を買うつもりでした。予算的にもピッタリでしたが、いろいろ見ていくと志賀も昔と違って大規模な綺麗に区画された分譲地ばかり。住宅街で菜園をする雰囲気はありませんでした。それに真ん中の子にアレルギーがあったので、もし建売に住んでシックハウスになったらと考えると不安になってきました。もしそうなったら引越しやリフォームをするお金はないでしょう。それで、予算が無いからこそ自然素材の家を探してみよう、情報を沢山集めて出来るだけのことをしよう、それでだめなら諦めもつくと思いました。

暖かな雰囲気に惹かれ

 ある住宅展示場で自然素材の家を見ました。そこの方と話をしましたが、やはり私たちの予算では難しいと分かりました。がっかりした気分で、ふらっと立ち寄った本屋さんで「工務店で建てた家」という本を見つけました。以前ホームページで見ていた工務店が載っていたので、そこに資料請求する目的で買いました。それが本を読むうちにソーラーコムのページがとても気になりました。家全体から広がる暖かな雰囲気に惹かれ、よく読んでみると柱などの材料を規格化することで低コストを実現と書いてありました。すごいアイデアだと思いました。そして、資料請求し見学会に申し込みました。そこでソーラーコムの社長に相談して予算的にも大丈夫そうだということで安心しました。

苦労した土地探し

 私たちが希望する自然豊かな場所はほとんど、私道や水道の問題や小学校まで2.7キロあるというような物ばかりでした。一年生の足では1時間近くかかります。見るものは全て見て、時間もあまりなく、この先の方向性が見えなくなってソーラーコムの社長に相談しました。すると、「焦らず、粘り強く探すことが肝要です。」とアドバイスをいただきました。
社長はとても落ち着いていて、私も焦る気持ちが落ち着きました。それで、もともと希望の地域だったけど募集が無かったので諦めていた場所で不動産屋さんに「この地域で小学校まで1.7キロ圏内で」とだけ伝えて探してもらいました。
 すると、ちょうどその地域で他の不動産屋さんに売りたいと話がきたばかりの物件を探してきてくれました。ソーラーコムの社長が現地まで見に来てくださって契約にも立ち会っていただいて、初めての不安いっぱいの土地売買も無事に済む事ができ、今に至ります。売買でいろいろ相談した時も「今が踏ん張りどころですから頑張ってください」と、背中を押していただき心強かったです。
 子供たちも新しい家のことを『木のおうち』と呼んで出来上がりを楽しみにしています。完成が待ち遠しいです。

担当スタッフの想い

 先月、滋賀県大津市でお引渡しを迎えました。お施主様はご夫婦と3人のお子様の5人家族で、アレルギーのお子様のため、京都市内から環境の良い湖岸に住まいを構えることを決められました。お子様の小学校入学に合わせてお引き渡しでき、ほっとしております。
 さて、設計の打合せは、お施主様のご自宅がスタジオから遠いため、現地立会の機会を利用するよう注意していました。お子様たちは、スタジオでは主にお絵かき、現地では広い敷地中を探索し、雪が積もった際は、ソリ遊びをしたり、長い打合せも乗り越えてくれました。一番下のよちよち歩きのお子様は、スタジオでも現地でもよく転倒するので、私はいつもハラハラしていましたが、お施主様は慣れておられる様子でいつもすごいなと感心しておりました。
 私は毎回、ご夫婦と打合せに夢中で、お子様となかなか距離を近づけられずに、竣工が近づいてきた頃、引渡しに先立って取扱説明をさせていただく運びとなりました。ご主人はお仕事、一番上のお子様は保育園で欠席。奥様が説明を聞かれている間、いつも大人しい真ん中のお子様が退屈そうだったので、仲良くなろうと、スイッチを押したら照明が点くよ!と教えてあげました。あちこちにたくさんあるスイッチ。すぐに気に入ってくれたようで、一番下のお子様にも、押してみて!とスイッチを教えてあげています。
 そしてお引き渡しの日、パチパチという音が♪引渡し書類の説明の間、2階に上がったお子様たち。一番上のお子様は、自分でハシゴを登って小屋裏へ。自分で上がれない下のお子様たちも、聞けば登りたいとのこと。もちろん喜んでとばかりに、安全に気を配りつつも、ハシゴを登って、上に連れて行ってあげました。最後の最後に、ちょっとは距離が近づけたでしょうか??

あとがき

いろいろな評判がネット上には溢れています。
有名人、著名人の方々は、私たちよりもっともっと大変かと思います。
様々な評判に喜び、めげずに、真面目なちょっとめんどくさい木の家づくりに取り組み続けます。